
この記事では、プログラミングと3Dモデリングのどっちを選ぶべきか解説します。
どちらもパソコンを使うので、違いが見えにくいですよね。
\ ひと目でわかる2つの違い /
この記事でわかること
京都で両方の講座を開く教室の目線から、2つの違いをまとめました。
読み終えるころには、お子さまに合う習い事が見えてくるはずです。
プログラミングと3Dモデリングどっち?7つの違いを一覧で比較

まずは7つの比較項目を、ひとつの表で確かめておきましょう。
◎は「特に強いところ」で、○は「十分に楽しめるところ」という意味です。
| 比較項目 | プログラミング | 3Dモデリング |
|---|---|---|
| ①作れるもの | ◎ 動くゲームや作品 | ◎ 実物にできる立体 |
| ②身につく力 | ◎ 筋道を立てる力 | ◎ 立体を思い描く力 |
| ③始めやすさ | ○ ルールの理解が要る | ◎ 図形を置けば始まる |
| ④学校とのつながり | ◎ 授業でも扱う | ○ 算数の図形に近い |
| ⑤向いている子 | ゲームや仕組みが好き | 工作やブロックが好き |
| ⑥達成感 | ○ 画面で動くと楽しい | ◎ 手に取って実感 |
| ⑦将来への道 | ◎ ゲームやIT系 | ◎ 設計やデザイン系 |
結論を3行で
- 動きやルールを考えるのが好きならプログラミング
- 形をつくって手に取りたいなら3Dモデリング
- 迷ったら始めやすい3Dモデリングから体験
くわしい理由は、このあと7つの項目ごとに解説していきます。
比較① 作れるもの

はじめに、2つの習い事で完成する作品の違いを見ていきます。
作品のイメージがつかめると、選ぶ基準がはっきりしてきますよ。
〜画面の中で動く?手に取れる?〜完成する作品の違い
プログラミングで作るのは、画面の中で動く作品です。
キャラクターが走り回るゲームや、答えを当てるクイズなどを形にできます。
小学生の教室では、命令のブロックを並べるスクラッチがよく使われていますね。
- プログラミング:ゲーム・アニメ・クイズなど動く作品
- 3Dモデリング:置物・おもちゃ・動く仕かけなど立体の作品
一方で3Dモデリングは、パソコンの中で立体の形をつくる学びです。
完成したデータは3Dプリンターを使って本物の立体にできます。
画面の作品が手に取れる形になる点は、プログラミングにない魅力でしょう。
〜うちの子は何が楽しいタイプ?〜作品から好みを見分けるコツ
どっちが合うか迷ったら、ふだんの遊び方を思い出してみてください。
ゲームの攻略法を考えたり、ルールを変えて遊んだりする子は動きの工夫が好きなタイプです。
この場合はプログラミングの作品づくりに夢中になりやすいでしょう。
レゴや粘土で形を作り込む子は形の工夫が好きなタイプといえます。
こうした子は、3Dモデリングで思い通りの形を作る楽しさにはまるケースが多いもの。
作品の好みは、そのまま「続けられるかどうか」にもつながるので大切にしたいですね。
この項目で選ぶなら
動く作品ならプログラミング、手に取れる作品なら3Dモデリングがおすすめです。
比較② 身につく力

次は、それぞれの学びで伸ばしやすい力を比べてみましょう。
どちらも将来に役立つ力ですが、伸びる方向が少し違います。
〜筋道を立てて考える力〜伸ばしやすいのはプログラミング
プログラミングで伸ばしやすいのは、順番を考えて組み立てる力です。
キャラクターを動かすには、命令をどんな順に並べるか考える必要があります。
文科省の手引きでは、この考え方をプログラミング的思考と呼んでいるんですよ。
プログラミングで伸ばしやすい力
- やりたいことを小さな手順に分ける力
- うまく動かない原因を探して直す力
- ルールや仕組みを考える力
思った通りに動かない時に、原因を探して直す経験も積めるのが魅力です。
この試行錯誤のくり返しは、算数の文章題を解く時にも生きてくるでしょう。
筋道を立てて考える力を伸ばしたいなら、プログラミングは心強い選択肢といえます。
〜立体を思い浮かべる力〜伸ばしやすいのは3Dモデリング
3Dモデリングで伸ばしやすいのは、頭の中で立体を思い描く力です。
立体は正面から見ただけでは、全体の形が分かりません。
作品を回したり上や横から見たりして、空間をとらえる力を養います。
さらに、どの図形をどの大きさで置くか決めるのも大切な作業。
頭の中のアイデアを、実際の形に変える力が身につくわけです。
思い通りにならない時は、サイズや角度を変えて自分で工夫していきます。
この項目で選ぶなら
順序立てる力ならプログラミング、立体を思い描く力なら3Dモデリングです。
比較③ 始めやすさと対象年齢

続いて、はじめの一歩の踏み出しやすさを比べます。
パソコンに慣れていない子ほど、ここは気になるポイントでしょう。
〜パソコンが苦手でも平気?〜はじめの壁の高さ
始めやすさでは、3Dモデリングに分があります。
3Dものづくり講座で使うTinkercadは、四角や円柱などの図形を置くところから始まるからです。
マウスで図形を動かすだけで形ができるため、操作の意味がすぐに分かります。
当教室の3Dものづくり講座では、マウスの基本操作から少しずつ進めていくので大丈夫。
プログラミングも、スクラッチならブロックを並べるだけなので文字入力はほぼ不要です。
ただし「命令がどう動くか」というルールの理解が先に必要で、慣れるまで少し時間がかかります。
〜何年生から始める?〜年齢の目安と家での準備
どちらも小学校の低学年から始める子が多い習い事です。
目安になるのは「マウスを動かせるか」と説明を聞く力があるかの2点でしょう。
3Dモデリングは立体を回して見る作業があるので、図形に興味が出てきたころが始めどきといえます。
家での準備のポイント
- Tinkercadは無料のブラウザ版で家でも触れる
- 3Dプリンターは家になくても教室で出力できる
- スクラッチも無料のブラウザ版で練習できる
TinkercadはAutodeskが無料で公開しているツールです。
家にパソコンがあれば、教室で習った作品の続きを作ることもできます。
高価な機材を買いそろえなくても始められるのは、うれしいところですね。
この項目で選ぶなら
パソコンが初めてで不安なら、図形を置くだけで始まる3Dモデリングが向いています。
比較④ 学校の勉強とのつながり

ここでは、学校の授業との関係を見ていきましょう。
習い事が学校の学びにつながると、子どもの自信にもなるはずです。
〜学校の授業で役立つのはどっち?〜教科とのつながり
授業との結びつきでは、プログラミングが一歩リード。
今の小学校では、算数や理科などの授業でもプログラミングを体験する機会があります。
中学校の技術の授業でも、プログラミングで問題を解く学習が組み込まれているんです。
そのため、学校の授業に早めに慣れておきたい子にはプログラミングが合うでしょう。
当教室にもジュニアプログラミング検定対策コースがあり、学んだ成果を形に残せるのも特長です。
目に見える検定の合格は、子どもが学びを続ける目標にもなります。
〜算数の図形が苦手…〜3Dモデリングは助けになる?
3Dモデリングは、算数の図形の学習と相性がよい習い事です。
直方体や円柱などの立体図形は、教科書の絵だけではイメージしにくいもの。
3Dモデリングなら画面の中で回して、裏側や断面まで自分の目で確かめられます。
3Dモデリングと算数のつながり
- 立体をいろいろな向きから見る練習になる
- 長さや大きさを数字で決める経験が積める
- 形の規則性に気づくきっかけになる
講座では実物の大きさを測りながら、正確に形を作る課題にも挑戦。
長さを数字で指定する作業は、単位や比の感覚を育てる助けになるでしょう。
図形への苦手意識が「楽しい」に変われば、勉強への向き合い方も変わってきますよ。
この項目で選ぶなら
授業の予習ならプログラミング、図形の苦手克服なら3Dモデリングが合います。
ここまで読んで「うちの子は形づくりが好きそう」と感じたら、まずは体験で確かめてみてください。
3Dものづくり講座は西院・桂・亀岡の3教室で体験を受け付けています。
ここまで読んで決まった方はこちら
比較⑤ 向いている子のタイプ

子どもの性格や好きなことから、合う習い事を考えてみましょう。
好きなことと結びつくほど、学びは長続きしやすくなります。
〜ゲームが好きな子〜プログラミングに向いている?
ゲームが好きな子は、プログラミングに向いている場合が多いです。
遊ぶ側から作る側に回ると、ゲームの見え方が大きく変わります。
「なぜ敵はこう動くのか」と仕組みに興味を持つ子なら、なおさら夢中になれるでしょう。
プログラミング教室では、ゲームで遊ぶ時間ではなく作る時間がほとんどです。
当教室にはマイクラやRobloxなど、子どもが好きなゲームの世界で学ぶ講座もあります。
くわしくはマインクラフトプログラミング講座やRobloxプログラミング講座のページで紹介中です。
〜工作やブロックが好きな子〜3Dモデリングに向いている?
工作やブロック遊びが好きな子は、3Dモデリングに向いています。
Tinkercadは図形を組み合わせて形を作るため、ブロック遊びに近い感覚で取り組めるからです。
絵を描くことや、形を考えることが好きな子にも合うでしょう。
3Dモデリングが向いている子
- 工作やものづくりが好き
- レゴなどで形を組み立てるのが好き
- 自分で考えた物を形にしてみたい
- 試しながら工夫するのが好き
ゲームをあまりしない子でも、3Dモデリングならものづくりとして楽しめます。
「パソコンの習い事はゲームっぽくて…」と感じるご家庭にもおすすめです。
手を動かして作るのが好きなら、まずは3Dモデリングを候補に入れてみてください。
この項目で選ぶなら
ゲーム好きならプログラミング、工作やブロック好きなら3Dモデリングです。
比較⑥ 達成感と続けやすさ

習い事を選ぶうえで見落とせないのが、続けやすさです。
せっかく始めるなら、長く楽しめる方を選びたいですよね。
〜途中で飽きない?〜続けやすさの違い
続けやすさは、作品が少しずつレベルアップする仕組みがあるかで決まります。
プログラミングは作れるゲームの幅が広がるほど、次の目標が見つかりやすい学びです。
ただ思い通りに動かない時期が続くと、つまずきを感じる子もいるでしょう。
3Dものづくり講座では、ネームプレートや花など簡単な作品からスタート。
その後は家やロボット、輪ゴムカーへと段階的に難しくなっていきます。
習い事の不安についてはプログラミングスクールは「やめとけ」は本当?の記事も参考にしてみてください。
〜できた!を実感しやすいのは?〜達成感の違い
達成感の分かりやすさでは、3Dモデリングが一歩上です。
画面で作った形が3Dプリンターで本物の立体になると、子どもは自分の成長を目で確かめられます。
家に持ち帰って家族に見せられるのも、続ける力になるでしょう。
講座で作る作品の例
- はじめ:ネームプレート・花・鳥
- 中盤:家・ロボット・ペンスタンド・お城
- 後半:輪ゴムカー・ハンドスピナー・マジックハンド
後半では、印刷したパーツを組み立てて動くおもちゃまで作ります。
プログラミングも、作ったゲームを家族に遊んでもらう喜びがあるのは同じです。
形として残る作品が欲しいなら3Dモデリングを、遊んでもらう楽しさならスクラッチプログラミングを選びましょう。
この項目で選ぶなら
手に取れる達成感を重視するなら、3Dモデリングがおすすめです。
比較⑦ 将来へのつながり

7つめの項目として、将来の進路とのつながりを比べます。
今の学びがどこへ広がるか知っておくと、選ぶ時の判断材料になるでしょう。
〜将来どんな仕事につながる?〜活躍できる分野
プログラミングは、ゲームやアプリを作るIT系の仕事につながる学びです。
今ではあらゆる家電や車にプログラムが入っており、活躍の場はとても広いといえます。
3Dモデリングは、建物や製品の設計やゲームのキャラクター作りにつながる学びです。
つながる分野の例
- プログラミング:ゲーム・アプリ・ロボット・家電
- 3Dモデリング:建築・製品設計・ゲームやアニメのCG
どちらもものづくりの土台になる力なので、優劣をつける必要はありません。
小学生の今は、将来の仕事よりも「好き」を見つけることを大切にしましょう。
好きなことを深めた経験こそが、将来の進路を考える時の支えになります。
〜次は何を学ぶ?〜ステップアップの道すじ
プログラミングは、スクラッチからロボットの制御などへ広げていけます。
当教室のロボットプログラミングでは、画面の外で動く物を相手に学べるのが特長です。
3Dものづくり講座の受講期間は1年間で、Tinkercadの基本から順に進める流れ。
修了後は、Blenderを使った3DCGやアニメーションの講座へ進む予定です(準備中)。
さらにTinkercadには、命令ブロックで3Dの形を作るCodeblocksという機能もあります。
つまり3Dモデリングから始めても、プログラミングの考え方へ自然につなげられるのです。
この項目で選ぶなら
将来性はどちらも十分なので、今の「好き」で選んで問題ありません。
結論:プログラミングと3Dモデリングはどんな子にどっちがおすすめ?

7つの比較をふまえて、タイプ別の結論をまとめます。
お子さまの顔を思い浮かべながら読んでみてください。
〜動きやルールを考えるのが好き〜ならプログラミング
ゲームの仕組みや、物が動く理由に興味がある子はプログラミングを選びましょう。
命令を組み合わせて思い通りに動かす体験は、考える楽しさを教えてくれます。
学校の授業に早めに慣れておきたい場合にも、プログラミングが向いているでしょう。
プログラミングを選びたい子
- ゲームを作る側に興味がある
- ルールや仕組みを考えるのが好き
- 学校のプログラミング授業に備えたい
当教室ではスクラッチやマイクラなど、複数のコースから選べるのも特長です。
どのコースが合うか分からない時は、体験で実際に触れてみるのが近道。
体験予約のページから、近くの教室を選んで申し込めます。
〜形をつくって手に取りたい〜なら3Dモデリング
工作やブロック遊びが好きな子には、3Dモデリングがおすすめです。
自分で考えた形が3Dプリンターで本物になる体験は、ほかの習い事ではなかなか味わえません。
算数の図形に苦手意識がある子にとっても、立体に親しむよい機会になります。
当教室の3Dものづくり講座は、Tinkercadの基本操作から始める小学生向けの講座です。
家づくりや街づくりなど、大きな課題にもチャレンジしていきます。
形づくりが好きなら、ぜひ一度講座の内容をのぞいてみてください。
〜迷ったら〜まずは3Dモデリングから始める理由
どちらか決めきれない場合は、3Dモデリングから始めるのがおすすめです。
理由のひとつは、図形を置くだけで形ができるためはじめの壁が低いこと。
完成品を手に取れるので、子ども自身が「できた」を実感しやすい点も見逃せません。
迷った時の決め手
- 図形を置くだけで始められる
- 作品が手に取れて達成感がある
- Codeblocksでプログラミングにもつなげられる
さらにTinkercadのCodeblocksを使えば、あとからプログラミングの考え方にも触れられます。
3Dでものづくりの楽しさを知ってから、次の学びを選んでも遅くありません。
まずは体験で、お子さまの反応を確かめてみてください。
プログラミングと3Dモデリングの比較でよくある質問
保護者の方からよくいただく質問に、短くお答えします。
プログラミングと3Dモデリングを両方習うのはありですか?
両方習うのも、もちろんよい選択です。ただ負担を考えると、まずはどちらか一方から始めるのがおすすめです。選び方はタイプ別の結論を参考にしてください。
家にパソコンや3Dプリンターがなくても大丈夫ですか?
教室で学ぶので、家にそろっていなくても受講できます。3Dプリンターでの出力も教室で行います。家での準備は年齢の目安と家での準備で紹介しています。
ゲームをあまりしない子でも楽しめますか?
楽しめます。特に3Dモデリングは工作に近い感覚なので、ゲームに興味がない子にも向いています。くわしくは向いている子のタイプをご覧ください。
学校の授業で有利になるのはどちらですか?
授業で直接扱うのはプログラミングです。一方で3Dモデリングは、算数の図形の理解を助けるきっかけになります。違いは学校の勉強とのつながりで解説しています。
パソコンを使ったことがなくても始められますか?
始められます。当教室の3Dものづくり講座では、マウスの基本操作から少しずつ進めていくので大丈夫。くわしくははじめの壁の高さをご覧ください。
まとめ:プログラミングと3Dモデリングで迷ったら手に取れる3Dから始めよう
プログラミングと3Dモデリングは、どちらもものづくりの力を育てる習い事です。
選ぶ基準は、子どもの「好き」が動きと形のどちらに向いているかで決まります。
記事のポイント
どちらか迷ったら、始めやすくて達成感のある3Dモデリングから体験してみましょう。
3Dものづくり講座は、西院・桂・亀岡の3教室で開講しています。
授業料や体験の日程は、講座ページから各教室の案内をご確認ください。