コラム

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

レオロボ先生
レオロボ先生
プログラミング教室に通わせているけど、ジュニアプログラミング検定って受けさせる意味があるのかな…

この記事では、ジュニアプログラミング検定のメリットについて解説します。

お子さんが楽しく学んでいても、形に残る成果がないと続けるか迷いますよね。

ジュニアプログラミング検定は、Scratchを使って作品を作る子ども向けの試験です。

4つの級があり、合格すると学習のはげみになるだけでなく、進学で役立つ場面もあります。

むずかしい専門用語はできるだけ使わず、初めての方にもわかるようにまとめました。

お子さんの「やってみたい」を応援したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

ジュニアプログラミング検定とは?基本をやさしく解説

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

まずは検定の中身を、はじめての方にもわかるように整理します。

順番に見ていきましょう。

そもそもジュニアプログラミング検定ってどんな試験?

ジュニアプログラミング検定は、Scratchを使った子ども向けのプログラミング試験です。

株式会社サーティファイが運営し、2016年に始まりました。

知識を問うだけのテストではありません。

お題の作品例を見ながら、制限時間の中でゲームなどを実際に作りあげます。

「作れるかどうか」を見る実践型なので、ふだんの学習の成果がそのまま試されます。

習い事の成果が目に見えにくいと、親としては不安になりますよね。

この検定なら、合格証という形でがんばりがしっかり残ります。

何級まであるの?4つのレベルを整理

級はEntry・Bronze・Silver・Goldの4段階です。

EntryからGoldへ進むほど、作る作品もむずかしくなります。

下の表で、級ごとの目安をまとめました。

級(グレード) レベルの目安 試験時間
Entry(4級) はじめての挑戦向け 30分
Bronze(3級) 基本操作に慣れた段階 40分
Silver(2級) 応用に進む段階 40分
Gold(1級) 作品をアレンジできる段階 50分

いきなり上の級ではなく、今のレベルに合った級から選べます。

段階があると目標を立てやすく、つまずきも減らせます。

何歳から受けられる?対象年齢の目安

受験に年齢の制限はありません。

Scratchにふれたことがある子なら、未就学児でも受けられます。

実際には、小学生の受験が中心です。

学校でのプログラミング教育が始まり、低学年から挑戦する子も増えてきました。

「まだ早いかな」と感じても、Entryなら短い時間で取り組めます。

お子さんの「やってみたい」という気持ちがあれば、十分なスタートになりますよ。

ジュニアプログラミング検定のメリットを7つ紹介

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

ここからは、検定を受けることで得られる良い点をくわしく見ていきます。

気になるものから読んでみてください。

①「合格」という目標で学習のやる気が上がる

1つ目のメリットは、学習のモチベーションが上がることです。

合格というゴールがあると、日々の練習に集中しやすくなります。

たとえば「来月Bronzeに挑戦する」と決めれば、子どもは自分から机に向かいます。

ゴールのない学習が続かないのは、大人も同じですよね。

はっきりした目標があるからこそ、毎日の取り組みが前向きになります。

②客観的な評価でわが子の実力がわかる

2つ目は、合格・不合格という形で客観的な評価をもらえることです。

家庭での「上手だね」だけでは、本当の実力はわかりにくいものです。

第三者の試験で評価されると、得意な点と苦手な点がはっきりします。

わが子の成長を、どう見てあげればいいか迷いますよね。

検定の結果は、次の目標を決める手がかりになります。

③本番形式で実践的なスキルが身につく

3つ目は、本番形式で実践的なスキルが身につく点です。

試験では仕様書にあたるお題が出され、それに沿って作品を組み立てます。

上の級では、作ったプログラムを途中で直す課題も出てきます。

これは仕事でいう仕様変更に近く、考えながら手を動かす力が問われます。

受け身の勉強だけでは、なかなか実践力は育ちません。

作りながら学ぶ経験は、教室の授業以上に記憶に残ります。

④成功体験が自信につながる

4つ目は、合格という成功体験が自信につながることです。

自分の力で作品を完成させ、認定証をもらう経験は特別なものになります。

「英検は受けたことがないのに、こんな立派な証書をもらえた」と喜ぶ子もいます。

小さな成功でも、子どもにとっては大きな一歩です。

一度の合格が、次の挑戦への原動力になっていきます。

⑤論理的に考える力・伝える力が育つ

5つ目は、論理的に考える力や伝える力が育つ点です。

検定では、条件分岐や繰り返しといった基本の考え方を使います。

さらに上の級では、作品の仕組みや意図を説明する力も求められます。

勉強だけでは身につきにくい力が、作品づくりを通して自然と育ちます。

こうした考える習慣は、ほかの教科にも良い影響を与えてくれます。

⑥中学受験で優遇されることがある

6つ目は、中学受験で優遇される場合があることです。

一部の私立中学では、合格者に加点をしたり、出願資格として認めたりしています。

サーティファイの公式サイトでは、優遇校の一覧が公開されています。

進学の選択肢が少しでも広がるのは、親にとって心強いですよね。

ただし優遇の有無は学校ごとに違うため、志望校の最新情報を忘れずに確認しましょう。

⑦手頃な費用で気軽に挑戦できる

7つ目は、手頃な費用で挑戦できる点です。

受験料は他の習い事の月謝に比べても抑えめで、力試しに受ける子も多くいます。

級ごとの受験料の目安は、後半の表でまとめています。

高い費用がかかると、気軽に挑戦させにくいですよね。

負担が小さいぶん、まずは試してみるという選び方ができます。

レオロボ先生
レオロボ先生
目標ができてから、家でも自分から練習するようになったよ!

検定を受ける前に知っておきたい注意点

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

良い点だけでなく、受ける前に知っておきたい点も正直にお伝えします。

納得して受けるために、ここも読んでおきましょう。

「意味ない」と言われるのはなぜ?

検索すると「意味ない」という言葉が出てきて、不安になりますよね。

こう言われる背景には、国家資格ではない点や、合格率が高めな点があります。

たしかに、持っているだけで進路が決まるような資格ではありません。

その一方で、学習の動機づけや自信づくりという価値は別にあります。

何を期待して受けるかを決めておくと、受験後の満足度も変わってきます。

就職や転職にそのまま役立つわけではない

この検定は、子どもの学習を支えるための試験です。

大人の就職や転職で、そのまま評価される資格ではありません。

仕事の現場では、実務経験や作った作品そのものが見られる傾向があります。

将来の仕事に直結すると考えると、期待とずれてしまうかもしれません。

あくまで学びの入り口として位置づけると、価値を感じやすくなります。

あくまで学習の通過点と考える

検定は、プログラミング学習のゴールではありません。

合格はうれしい節目ですが、そこで学びが終わるわけではないからです。

合格した子の多くは、次の級や新しい作品づくりへと進んでいきます。

ゴールにしてしまうと、せっかくの興味がそこで止まりかねません。

通過点ととらえることで、検定のメリットをより長く活かせます。

他の子ども向けプログラミング検定との違い

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子ども向けの検定は他にもあり、迷う方も少なくありません。

それぞれの特徴を整理していきます。

日商プログラミング検定との違い

日商プログラミング検定は、日本商工会議所が運営する検定です。

こちらはScratchだけでなく、JavaやPythonなど幅広い言語に対応しています。

ジュニアプログラミング検定は、Scratchの作品づくりにしぼっているのが特徴です。

言語が多いと、どれから学べばいいか迷ってしまいますよね。

初めての子には、まずScratchに集中できる方が取り組みやすい面があります。

プログラミング能力検定(プロ検)との違い

プログラミング能力検定は、知識を選んで答える形式が中心です。

一方でジュニアプログラミング検定は、作品を実際に作る実践型です。

同じ「検定」でも、測っている力の方向が少し異なります。

テスト形式が合うかどうかは、子どもによって変わります。

作るのが好きな子なら、実践型の方が楽しく続けられるでしょう。

どの検定を選べばいい?

選ぶときは、お子さんの興味と通っている教室の方針を基準にします。

Scratchを学んでいるなら、ジュニアプログラミング検定が取り組みやすい選択肢です。

テキストの問題が得意な子には、知識型の検定が向く場合もあります。

どれが合うか、はじめは判断しづらいですよね。

まずは今学んでいる内容に近い検定から始めると、無理なく挑戦できます。

教室でジュニアプログラミング検定を学ぶなら<スタディルームレオロボット教室>

メリットを活かす受け方のコツ

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同じ検定でも、受け方しだいで得られる効果は変わります。

お子さんに合った受け方を見つけましょう。

いきなり上の級を狙わず下の級から挑戦する

コツの1つ目は、下の級から順に受けることです。

最初に合格を経験すると、次への意欲が高まりやすくなります。

たとえばEntryで自信をつけてから、Bronzeへ進む流れがおすすめです。

背伸びをして不合格になると、やる気が下がってしまうこともあります。

小さな成功を積み重ねる受け方が、結果として近道になります。

公式テキストで出題の形式に慣れておく

2つ目は、公式テキストで形式に慣れておくことです。

本番では制限時間があるため、形式を知らないと焦ってしまいます。

公式テキストには、各級に対応した課題やサンプル問題がそろっています。

はじめての試験で、子どもが緊張するのは当然のことです。

事前に流れを体験しておくと、本番でも落ち着いて取り組めます。

教室の団体受験と個人受験どちらを選ぶ?

3つ目は、団体受験と個人受験を上手に選ぶことです。

教室での団体受験なら、対策も先生がサポートしてくれます。

個人受験は、自分のペースで会場と日程を選べる自由さがあります。

どちらが向いているか、最初は迷ってしまいますよね。

サポートを重視するなら団体、自由度を重視するなら個人と考えるとよいでしょう。

レオロボ先生
レオロボ先生
下の級から受けたら、子どもが「次もがんばる」って言うようになったの

受験料・試験会場・申し込みの流れ

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

受ける前に知っておきたい、費用や手続きの基本を整理します。

順に確認していきましょう。

級ごとの受験料はどれくらい?

受験料は級が上がるほど少しずつ高くなるしくみです。

目安を下の表にまとめました。

級(グレード) 受験料の目安(税込)
Entry(4級) 2,600円
Bronze(3級) 2,800円
Silver(2級) 3,000円
Gold(1級) 3,200円

※受験料は変更になる場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

習い事の費用は、家計の負担になりやすいところですよね。

この検定は1回ずつの支払いなので、家庭の予定に合わせて受けられます。

試験はどこで受けられる?

試験は全国のプログラミング教室やパソコン教室で受けられます。

会場は北海道から沖縄まで、全国の各地に用意されています。

会場ごとに日程を相談できる随時試験もあり、都合に合わせやすいのが利点です。

近くに会場があるか、はじめは不安になりますよね。

公式サイトの会場検索を使えば、お住まいの地域の会場を探せます。

申し込みから合格発表までの流れ

申し込みは、受けたい会場へ直接連絡するところから始まります。

会場の案内に従って申し込みと受験料の支払いを済ませ、当日に試験を受けます。

合否は、試験からおおむね1か月をめどにメールなどで知らされます。

手続きが複雑だと、申し込み前にためらってしまいますよね。

流れはシンプルなので、会場に相談しながら進めれば迷わず申し込めます。

ジュニアプログラミング検定に関するよくある質問

プログラミング検定を小学生が受けるメリットと中学受験への活用法

最後に、受験前によくある疑問をまとめてお答えします。

ジュニアプログラミング検定は何歳から受けられますか

受験に年齢の制限はなく、Scratchにふれたことがある子なら未就学児でも受けられます。実際には小学生の受験が中心です。くわしくは対象年齢の目安で解説しています。

ジュニアプログラミング検定は意味ないと聞きましたが本当ですか

進路を決める資格ではないため、そう言われることがあります。一方で学習の動機づけや自信づくりには役立ちます。理由は「意味ない」と言われる背景でくわしく説明しています。

独学でも合格できますか

公式テキストやサンプル問題を使えば、独学での挑戦も可能です。下の級ほど取り組みやすい内容になっています。準備のコツは公式テキストで形式に慣れるを参考にしてください。

どの級から受けるのがよいですか

はじめての場合は、いちばんやさしいEntryからの挑戦がおすすめです。合格体験を重ねながら上の級へ進めます。理由は下の級から挑戦するでまとめています。

中学受験で本当に有利になりますか

一部の私立中学で加点や出願資格として認められる場合があります。優遇の有無は学校ごとに異なります。くわしくは中学受験で優遇される場合があるをご覧ください。

まとめ:ジュニアプログラミング検定のメリットを活かそう

ジュニアプログラミング検定は、子どもの学びを前向きにしてくれる試験です。

合格という目標が学習のやる気を高め、客観的な評価で実力もわかります。

作品づくりを通して考える力が育ち、進学で役立つ場面もあります。

大切なのは、お子さんが楽しみながら挑戦できることです。

まずはやさしい級から、力試しのつもりで受けてみるとよいでしょう。

最新の受験料や会場、優遇校の情報は、公式サイトで確認してから申し込んでくださいね。

お子さんの「できた」という笑顔が、次の一歩につながっていきます。

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