気がつけば、何時間も集中してレゴに取り組んでいる。
説明書がなくても、自分なりに形を考えて、手を止めることなく組み立てていく——。
そんな夢中な姿を見て、「うちの子、レゴが本当に好きなんだな」と感じたこと、きっとあるはずです。
でもその姿、実は“ただ遊んでいる”だけではありません。
子どもはレゴを通して、自ら考え、試し、修正し、完成させるという、まさに学びのサイクルを自然に繰り返しているのです。
どんな形にするかを想像し、どう組み立てるかを頭の中で順序立てて考え、組んでは崩し、思い通りにいかなければ工夫して作り直す。
この繰り返しの中で、
といった力が、驚くほど豊かに育まれていきます。
「遊んでばかり」と思うその時間に、子どもは大人が想像する以上のことを、しっかり学んでいるのです。
だからこそ、その“好き”に、親として少し目を向けてみませんか?
そこには、未来へつながる大きなヒントが隠れているかもしれません。
レゴに夢中になる理由は、単に「おもしろいから」だけではありません。
子ども自身が、「考えること」や「つくり出すこと」に本能的な楽しさを感じているからなんです。
レゴには、教科書にはない「学びの要素」が詰まっています。
しかも、子どもはそのことに気づかず、自然と学びを吸収しているのです。
たとえば、
さらに、「ここはこうしたらうまくいくかな?」という繰り返しの試行錯誤は、まさに小さなエンジニアの思考回路。
こうした力は、学校のテストで数値化されるものではありません。
でも、将来どんな道に進んでも必要になる、**本物の“思考力”**です。
レゴは、楽しくて奥深い、学びの入り口なのです。
レゴはただの遊びではありません。
子どもたちはその中で、気づかないうちに未来につながる力を身につけています。
では実際に、レゴ遊びを通してどんな「学びの力」が育まれているのでしょうか?
ここでは代表的な要素を、わかりやすく整理してご紹介します。
目次
「このパーツを90度回したらどうなる?」「上から見るとどう見える?」
3次元の構造を頭の中でイメージしながら組み立てることで、空間把握能力が養われます。
これは数学や理科の図形問題にも直結する力です。
「このパーツを先につけないと、次がつけられない」
手順や構造を考えながら組み立てていく中で、自然と因果関係を理解し、順序を考える力が身についていきます。
説明書通りに作るだけでなく、子どもたちは「オリジナル作品」を自由に作り出します。
「もっとこうしたい」「自分だけの作品を作りたい」という自発的な発想力が引き出されます。
思い通りに組めなかったり、すぐ壊れたり。
そのときに「どうしたら安定するか」「別の方法はないか」と考えることで、試行錯誤を通じた改善力が磨かれます。
長時間夢中になって黙々と作業を続ける。
これはまさに「集中力」と「持続力」のトレーニングです。
作品を完成させるまでやり遂げようとする姿勢が、目標達成力にもつながります。
こうした力は、教室で机に向かうだけではなかなか育ちにくいもの。
レゴ遊びの中では、楽しみながら、自然に、しかも何度も繰り返して身につけることができるのです。
そしてこの**“学びの種”**を、もっと大きく、もっと確実に育てていく方法があります。
それが、次にご紹介する「ヒューマンロボット教室」です。
レゴで育まれる力——
空間認識力、論理的思考力、創造力、問題解決力、そして集中力。
この貴重な力を、もっと確実に、もっと継続的に育てていけたら…。
そんな願いを叶えるために生まれたのが、ヒューマンアカデミーのロボット教室です。
ヒューマンロボット教室は、レゴのようなブロックと本格的な機械パーツ(モーター・ギア・センサーなど)を組み合わせて、ロボットを作り上げるカリキュラム。
見た目はまるで「遊び」そのもの。でもその中身は、実はしっかりと学びの体系に基づいて設計されています。
カリキュラムは、**世界的ロボットクリエイター・高橋智隆先生(ロボホン・エボルタくん開発)が全面監修。だから、子どもにとっては「楽しい!」が最優先なのに、教育的価値は世界基準。
構造・仕組み・プログラム、すべてを「遊びながら」学べる環境が整っています。
「楽しいから、続けたくなる」
「できた!」という達成感が、もっと学びたいという意欲に火をつける
ヒューマンロボット教室は、
“レゴが好き”という気持ちから始まる知的好奇心の冒険を、しっかりと後押ししてくれる場所です。
ヒューマンロボット教室は、ただロボットを作るだけの場所ではありません。
子どもたちは毎回の授業を通じて、自分で考え、自分で試し、自分で形にしていくというプロセスを繰り返します。
その積み重ねの中で育まれるのが、「生きた思考力」です。
設計図を見ながらロボットを組み立てることで、「構造の仕組み」を自然と学びます。
「このギアがこう動くと、こっちの車輪が回るんだ!」といった“因果関係”の理解が深まります。
うまく動かないロボットに対して、「なぜ?」を考え、何度も修正を繰り返す中で、問題解決力が飛躍的に伸びていきます。
失敗がそのまま“教材”になるのが、この教室の大きな特長です。
上位コースに進むと、自分の作ったロボットの仕組みや工夫を言葉で説明する場面も増えていきます。
「自分の考えを人に伝える」という力は、これからの時代にますます求められる重要なスキルです。
ヒューマンロボット教室では、年に一度、全国規模のロボット大会が開催されます。
子どもたちが自分の力で作ったロボットで競い合い、互いに刺激を受けながら、「もっとやってみたい!」という気持ちを高めていきます。
月に1体ずつ、テーマに沿ったロボットを完成させるスタイルなので、
「完成した!」「動いた!」という成功体験を毎月積み重ねていくことができます。
この小さな成功の積み重ねが、子どもにとっての「自己肯定感」を大きく育てていきます。
考えて、作って、動かして、伝える。
ヒューマンロボット教室では、そのすべてが“学び”になります。
そしてその学びは、次のステップへとつながっていきます——。
「今、夢中になっていることが、将来の強みになる」
ヒューマンロボット教室は、まさにそんな“未来につながる学び”の場所です。
ただの習い事で終わらない——
ここで身につく力は、これからの社会において、子どもたちが自分らしく生きるための確かな土台となります。
2020年から小学校で必修となったプログラミング教育。
多くの子どもたちが「初めて」で戸惑う中、ヒューマンロボット教室で培った論理的思考力や手順を考える力は大きなアドバンテージになります。
タブレットを使ったビジュアル型のプログラミングも段階的に学べるため、
本格的なICT教育にも自然に適応していけます。
ロボット教室で日常的に行われる「どうしたらうまくいくか」「なぜ動かないのか」を考える時間は、
まさに探究型学習そのもの。
この“考える習慣”は、近年増えている思考力・記述型の中学受験や、
中学校・高校で導入が進む**探究学習(総合的な学習)**にも直結します。
今後ますます社会の中心になっていく**AI・ロボット・STEM(科学・技術・工学・数学)**分野。
この教室での経験は、そうした分野に対して「難しそう」「自分には関係ない」と壁をつくることなく、
自然と興味を持ち、関わっていくためのきっかけになります。
ロボット大会や教室内の発表を通じて、子どもは自分の作品について説明する機会を得ます。
それは、「自分で考えたことを、相手にわかりやすく伝える力」を育てる絶好の機会です。
この**非認知能力(コミュニケーション・表現力)**は、将来の就職・進学にも深く関わる重要な力です。
ロボット教室での学びは、単なる理系的知識にとどまりません。
創造的な発想、論理的な構成、表現する力、協働する力——
あらゆる分野に応用できる“横断的な思考力”が育まれるため、
将来、どんな進路を選んでも活きる**“学びの土台”**となります。
今、夢中になれるものがある。
その「好き」が、やがて「得意」になり、「未来の可能性」へとつながっていきます。
ロボット教室は、その第一歩になる場所です。
ヒューマンロボット教室の体験は、「ロボットをちょっと触ってみたい」「ヒマだから行ってみよう」というような、気軽なイベント参加を目的とした方のためのものではありません。
これは、将来につながる本物の学びとして「通うこと」を前提とした“習い事の体験”です。
そのため、以下のような方は体験への参加をご遠慮ください。
もし参加いただく場合は、ぜひ親子で、「楽しかったね」だけで終わらせず、「通ってみる?」「やってみたい?」と、しっかり話す時間をつくってあげてください。
そんな思いをお持ちの保護者の方にとっては、きっと実りある時間になります。
目的:お子さまが「通いたいと思うかどうか」を確認すること
対象年齢:年中~小学生(教室により異なります)
所要時間:約60分(前後する場合があります)
体験費用:500円
体験では、ロボットの組み立てや動作を通して、お子さまが「本当に興味を持てるかどうか」「続けていけそうか」を見極めることが目的です。
そのため、お子さまと保護者の方が**“習い事”として検討しているかどうか**が非常に重要です。
体験教室は【亀岡市・南丹市在住の方限定】でご案内しています。
申込フォームでは住所欄が「必須」となっていますが、内容が不正確(例:記号・架空文字列など)な入力が確認された場合も、予約は自動的に削除します。
また、以下のような入力例も無効とみなします:
このような入力での予約については、確認のご連絡は行わず、即時削除とさせていただきます。
また、当日お越しいただいても体験には一切ご参加いただけませんので、ご了承ください。
また、本ページを読んで頂いた方に体験に参加してほしいので電話での体験予約は受付をしていません。
ヒューマンロボット教室は、子どもの「好き」を「学び」に変え、将来に繋げる本格的な教育の場です。
だからこそ、
軽い気持ちでの参加が、真剣に検討しているご家庭の機会を奪うことになるため、このようなご案内をしております。ご理解いただけますと幸いです。
お子さまの可能性を伸ばしたい、
「好きなこと」を力に変えてあげたい——
そう考えている方にとって、この体験はきっと価値のある時間になります。
「理系科目が得意な子」と聞くと、“数学や理科ができる子”“計算が速い子”を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、本質的な「理系の得意さ」はもっと深い部分にあります。
それは、目に見えない構造をイメージし、順序立てて考え、法則を見つけ出す力。
そしてそれを、実際に「形」にできる思考力と応用力です。
ロボットを作るには、立体的な構造を頭の中で組み立てていく必要があります。
これらを考えながらブロックを組み立てていく作業は、
算数・理科の図形問題や物理現象の理解に直結しています。
図形や空間に対する感覚が自然と身につくことで、
中学以降の数学や物理でつまずきにくくなるのです。
ロボットを「動かす」ためには、プログラムが必要です。
ヒューマンロボット教室では、初心者でも使いやすいビジュアル型のプログラミングを使いながら、
というステップを踏みます。
これらはすべて、**理系に必要な「論理性」「原因と結果の理解」「トライ&エラーの思考回路」**を養うプロセスです。
理系の本質は「答えのある問題」を解くだけではなく、
「どうすれば答えにたどり着けるかを自分で考える力」にあります。
ロボット教室では、毎月テーマが変わる中で
正解がひとつではない課題に取り組む経験が、
将来「研究」や「開発」「技術系の仕事」に向かうときの土台になります。
ロボット制作の中には、「角度」「速度」「時間」「距離」「回転数」といった数値的な概念がたくさん出てきます。
でもそれは、計算式ではなく「実際に動かして確認する」ことで学ぶもの。
「30度回転だとこうなるんだ」
「1秒止めると、ちゃんと物が避けられた」
という**“体感としての理解”**が、
数字や理科の法則に対する抵抗感を取り除き、「理屈のわかる子」に育てていきます。
「STEM教育(科学・技術・工学・数学)」への自然な導入
中学受験の思考力問題や記述型試験への対応
高校理科・物理分野での直感的理解
将来的な工学・情報系の大学やキャリアへの土台づくり
ロボット教室での経験は、学力のみにとどまらず、
将来の理系進路の選択肢を広げることにもつながります。
“理系の頭”は、才能ではなく環境と経験で育つもの。
ヒューマンロボット教室は、その“最初のきっかけ”として最適です。
楽しみながら、考えながら、「理系的な考え方」を自然に身につける——
それが、ここでしか得られない最大のメリットのひとつです。
体験では、体験用ロボットを組み立てます。授業で使うロボットと比較をして部品も少なくはじめてロボットを作るお子様でも組み立てをする事ができます。
どんなロボットを作るかは、体験に来てのお楽しみです。
字の読み書きが出来ない未就学児のお子様でもロボットを作る事が出来ます。
体験会の流れは以下のようになっています。
基本的には、お子様の横に座らず少し離れた場所に座って頂き見るという事に徹して頂きます。
教室の説明の際に質問等ありましたらご質問下さい。
もちろん、無理に勧めるという事はしませんのでご安心下さい。
教室の場所は、ガレリアかめおかになります。
体験会の場所は、亀岡市のガレリアかめおかで行います。
ガレリアかめおか内の場所は、日によって変わります。1階の工作室を中心に運営していますが、イベントがある場合は2階で行う場合もあります。ガレリアかめおかにイベント案内の掲示板がありますので「スタディルームレオロボット教室」として掲示されていますのでご確認をお願いします。
住所 | |
アクセス |
習い事の体験なので教室の説明はもちろんしっかり行います。
ここまで言う教室はあまりないので「強く勧誘されるのでは」と不安に思っている人もいるかと思いますが、安心して下さい。
無理な勧誘は、行いません。実際に体験をしてかつ教室の説明を聞いて「通いたい」と思えば申し込みをして頂ければ結構です。